囲碁の初心者がたどり着きたい目標の一つが有段者になることだと思います。今回は初心者の方に何をすれば有段者になることができるのかについて書いていきたいと思います。

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有段者にできて初心者にできないこと
有段者にできて初心者ができないことはいろいろあります。しかし今回紹介するのは1点だけでその1点だけでもできるようになると有段者になること自体はすぐです。
今回紹介する初心者と有段者の差は死活の判断の明るさです。簡単に言うと石の生き死にの判断ができるかできないかです。
石の生き死には目の有無で決定されますが、初心者の方は目があるかどうかが目ができるまで判断することができないのに対して強い人ほど石の将来的な死活についての理解がはやいといえます。
簡単な例を示します。

上の図の黒はどういう状況といえますか?生きているのか、死んでいるのか、または白から打てば死ぬのかなど初心者の方は悩むのではないでしょうか。

結論としまし黒は生きています。白が隅の目を奪うために1と打っても2と受けて辺の目を奪うために3と打っても4と受ければ黒の二眼は約束されています。この形になると初心者の方も生きていると判断することができるはずです。
実戦では図1-1の状態でも生きていると判断する能力が必要となってきます、今回の図は簡単な図で紹介していますが実戦はこれよりも複雑な形を生きているか死んでいるかを正しく判断する必要があり、有段者はそれを行っています。初心者が有段者を目指すうえではこの能力を高めることが必要となってきます。
石の死活の判断ができるようになるには
石の生き死にの判断を行うには読みを鍛える必要があります。
なぜ読みを鍛えると生き死にの判断ができるかは先ほどの図を用いて考えるとわかりやすいと思います、「1,2,3,4と打って生きる」と判断するうえでも4手の読みを必要としています。
囲碁の読みという分野は上達するうえでは最も重要です、誤解を恐れずに言うならば読みだけ強くなるので十分に囲碁は上達することができます。それだけ石の死活の判断がしっかりできるようになっていきます。
中盤の戦いに強くなる
読みがしっかりついて死活の判断ができるようになると中盤の戦いでしっかり戦果を挙げることができるようになってきます、囲碁はどうしても中盤の戦いでのやりとりが最も勝敗に関係するゲームですので中盤さえうまく打つ技術がついてしまうと自ずと有段者への道は拓けてきます。
中盤の重要性について詳しくはこちらで書いています。囲碁の序盤、中盤、終盤の打ち方で勉強しないといけない順番
読みを鍛えるためにやらないといけないこと
ここまでで読みがとても重要な上達の要素であることは理解していただけたと思います。では、どういう勉強を行うことで読みを鍛えることができるのかです。囲碁の読みを鍛える方法はずばり詰碁です。
しかし、詰碁を解く前にしっかり行うべきことがあります、それが死活の基本形を覚えるということです。
よく詰碁を解くのが良いとは皆さん言われているはずですがどうしても詰碁を解くこと自体が苦しくなっていると思います。なので詰碁を解くことができるまえに死活の基本形をしっかり覚えることがまず重要な勉強となります。
それほど死活の基本形を知るというのは重要なことで上達を志す以上どうしても避けては通ることはできません。
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